さいけいこく‐やっかん【最恵国約款】
通商航海条約や通商協定において、最恵国待遇を規定する条項。最恵国条項。最恵国条款。
さいひょう‐せん【砕氷船】
氷海の氷を砕きながら航行できるように設計された船。日本では南極航海で宗谷、次いでふじ、しらせが活躍した。《季 冬》「闃(げき)として—も横はる/碧梧桐」
さき‐やま【先山/前山】
1 鉱山の切羽(きりは)で、第一線に立って採掘を行う、熟練した作業員。⇔後山(あとやま)。 2 沿岸を航海中に、船の前方に見える目標となる山。⇔後山。
サグレス【Sagres】
ポルトガル南西部の町。サグレス岬のサグレス要塞には、15世紀にエンリケ航海王子が設立したとされる航海学校の建物跡がある。町の北西部のサンビセンテ岬はヨーロッパ大陸の最西端にあたる。
サグレス‐ようさい【サグレス要塞】
《Fortaleza de Sagres》ポルトガル南西部の町サグレスのサグレス岬にある要塞。16世紀に建造され、18世紀の大地震の後に再建。15世紀にエンリケ航海王子が設立したとされる航海学校...
サタワル‐とう【サタワル島】
《Satawal》太平洋西部、カロリン諸島中部の島。ミクロネシア連邦に属する。隆起サンゴ礁の島で、漁業とタロイモ栽培が盛ん。伝統的な航海術が現在も用いられており、チューク諸島など周辺の島々と帆走...
サム‐さん【サム山】
《Nui Sam》ベトナム南部の都市チャウドック近郊の山。市街中心部より南西約5キロメートルの水田地帯に位置する。タイアン寺やフックディエン寺などの仏教寺院、航海神の媽祖(まそ)を祭るバーチュア...
サルダナ【Saldanha】
南アフリカ共和国西部、西ケープ州の港町。サルダナ湾に面する天然の良港であり、16世紀初頭にポルトガルの航海者アントニオ=デ=サルダナにより発見された。漁業が盛ん。
サンクリストバル‐とう【サンクリストバル島】
《Isla de San Cristóbal》ガラパゴス諸島の島。エクアドル領。同諸島で最も東方に位置し、地質学的にも古い。諸島最大の淡水湖がある。1835年、ダーウィンがビーグル号の航海で最...
サンサルバドル‐とう【サンサルバドル島】
西インド諸島のバハマ諸島中央部に位置する島。バハマ領。1492年、コロンブスが新世界探検航海で最初に上陸した島。旧称ワットリング島。