う‐どん【饂飩】
《「うんどん」の音変化》小麦粉に少量の塩を加え、水でこね、薄く延ばして細く切ったものをゆでた食品。奈良時代に唐から伝えられたという。切り麦。
うねび【畝傍】
奈良県橿原(かしはら)市の地名。橿原神宮・畝傍山がある。
「畝傍山」の略。「香具山は—ををしと耳梨と相争ひき」〈万・一三〉
うま‐さけ【味酒/旨酒】
[名]《「うまざけ」とも》酒の美称。味のよい酒。美酒(びしゅ)。「勝利の—を汲む」
[枕]神に供える美酒や、それを醸造する瓶(かめ)を「みわ」というところから、「三輪」と、その別名の「三室(...
うみ‐の‐こくどう【海の国道】
海上区間のある国道で、その海上区間をさす通称。多く、フェリーなどの海上交通機関によって結ばれており、海上区間も含め一本の国道として機能していると認められる場合にいう。海上国道。 [補説]例えば、...
う‐よく【右翼】
1 右のつばさ。「飛行機の—」⇔左翼。 2 左右に広がったものの右の方の部分。特に、軍の隊形の右の方。「敵の—が手薄だ」⇔左翼。 3 《フランス革命当時、議会で議長席から見て右方に穏和派のジロン...
うらしま‐じんじゃ【浦嶋神社】
京都府与謝郡伊根町にある神社。浦島伝説が伝わる。絵巻や乙姫小袖、玉手箱などのゆかりの品が残されている。宇良神社。
ウリャンハイ【Uriankhai】
中国、明(みん)代に興安嶺(こうあんれい)の東に住んだモンゴル系種族。しばしば中国の北辺に侵入した。 [補説]「兀良哈」とも書く。
うるし‐ばん【漆判】
江戸時代、奈良晒(ならざらし)などの布に押した、「極」の字の検査済み印。消えないように漆を使った。
うんがい‐そうてん【雲外蒼天】
雨雲の上には青空が広がっている。今ある苦難もやがて去って良いことがあるだろうというたとえ。
うん‐きゃく【運脚】
奈良・平安時代、租税である庸・調を徒歩で都まで運んだ農民。脚夫。