つう【通】
［名・形動］ １ ある領域の趣味・道楽について精通していること。特に花柳界の内情に詳しいこと。また、その人や、そのさま。「芝居の—だ」「相撲—」 ２ 人情に通じ、人柄がさばけていること。特に、...
つくり‐きょうげん【作り狂言】
１ 能狂言などを新しく作ること。また、その作品。 ２ 作りごとの芝居。ふつう、歌舞伎狂言をいう。
つくり‐もの【作り物】
１ 人の手で実物そっくりに作ったもの。まがいもの。人造物。模造品。「—のダイヤの指輪」 ２ 事実に基づかず、虚構によって作り出した事柄、または文学作品。「何だか小説か—のようで」〈逍遥・当世書生...
つけ‐ちょう【付（け）帳】
芝居上演に必要な大道具・小道具・衣装・かつらなどの品目、また下座音楽の指定などを、それぞれ別冊に分け、幕ごとに書き出したもの。付(つけ)。
つじ‐しばい【辻芝居】
道ばたに小屋掛けをして興行する芝居。
つな・ぐ【繋ぐ】
《名詞「綱」の動詞化》 ［動ガ五（四）］ １ ㋐ひも・綱などで物を結びとめて、そこから離れたり、逃げたりしないようにする。「犬を—・ぐ」「鎖で—・ぐ」 ㋑相手の気持ちなどが離れていかないように...
つや‐ば【艶場】
芝居で、艶事(つやごと)を演じる場面。ぬれば。
つら‐がくし【面隠し】
１ 初期の操り人形芝居で、上演中、人形遣いの姿が観客から見えないように舞台上部から垂れ下げた幕。 ２ 厩(うまや)で、隣り合った馬の顔が見えないように境に作った仕切り。
て‐すり【手摺り】
１ 人がつかまるために、橋・階段やベランダなどの縁に取り付ける横木や柵。欄干。 ２ 《「てずり」「ですり」とも》人形芝居の舞台で、人形遣いの腰から下を隠す横板。文楽では三つあり、舞台の奥か手前か...
テレビ‐さじき【テレビ桟敷】
《「桟敷」は芝居小屋で上等の見物席》テレビで、演劇やスポーツの試合を見ること。また、テレビの前の席。「全勝での千秋楽ともなれば—もにぎやかだ」
