そよご【冬青】
モチノキ科の常緑低木。山地に自生。葉は楕円形で堅い。雌雄異株で、6月ごろ白い花が咲く。実は丸く紅色に熟す。葉から褐色の染料をとり、材でそろばん珠などを作る。ふくらしば。
たい‐せい【大青】
アブラナ科の越年草。高さ約90センチ。葉は互生し、長楕円形で、基部が茎を包む。初夏、黄色い花が咲く。中国の原産。葉にインジゴを含み、染料をとる。
タイム【thyme】
シソ科の多年草。茎は地をはい、枝が直立して披針形の葉をつけ、低木状となる。夏に淡紅紫色の小花が咲く。全体に強い芳香があり、香辛料として料理に用いる。地中海沿岸地方の原産。立麝香草(たちじゃこうそ...
たねつけ‐ばな【種漬花/種付花】
アブラナ科の越年草。田や水辺などに生え、高さ20〜30センチ。4、5月ごろ、白い小花を総状につける。米の種もみを水に浸すころに花が咲くのでいう。たがらし。《季 春》
だい‐こん【大根】
《「おおね」を音読みにした語》 1 アブラナ科の越年草または一年草。白い長大な円柱状の根をもつ。葉は長く、羽状に深く裂ける。春、約1メートルの茎が伸び、淡紫色または白色の多数の花が咲く。ヨーロッ...
ダリア【dahlia】
キク科の多年草。高さ1.5〜2メートル。地下の塊根から芽が出る。葉は羽状に裂ける。夏から秋にかけ赤・紫・黄色などの大形の花が咲く。メキシコ原産。観賞用に栽培され、多くの品種がある。名はスウェーデ...
ちん‐じゅつ【陳述】
[名](スル) 1 意見や考えを口頭で述べること。「公聴会で意見を—する」 2 訴訟の当事者または関係者が裁判所に対し、自己の申し立てを理由づけ、あるいは相手方の申し立てを排斥するために、事実や...
つつじ【躑躅】
1 ツツジ科ツツジ属の植物の総称。常緑または落葉性の低木、まれに小高木もある。よく分枝し、枝や葉に毛がある。春から夏、白・紅・紫色などの漏斗形で先の5裂した花が咲く。園芸種も多く、ヤマツツジ・サ...
つぼ‐くさ【壺草/坪草】
1 セリ科の多年草。野原に生え、茎は地をはい、節からひげ根を出す。葉は円形で長い柄があり、夏に淡紅紫色の小花が咲く。くつくさ。 2 カキドオシの別名。
つる‐にちにちそう【蔓日日草】
キョウチクトウ科の蔓性(つるせい)の多年草。茎は横にはい、卵形の葉を対生する。3〜6月、先の5裂した紫青色の花が咲く。ヨーロッパ・北アフリカの原産で、庭などに植える。ビンカ。