きんえん‐らくご【禁演落語】
太平洋戦争開戦直前の昭和16年(1941)10月から昭和21年(1946)9月まで、時局にふさわしくないとして上演が自粛された落語。「明烏(あけがらす)」「居残り佐平次」など花柳界・間男・泥棒な...
ぎょく【玉】
[音]ギョク(漢) [訓]たま [学習漢字]1年 〈ギョク〉 1 美しく価値のある石の類。「玉砕・玉石・玉杯/攻玉・紅玉・硬玉・珠玉・碧玉(へきぎょく)・宝玉」 2 美しくすぐれているものの形...
紅灯(こうとう)の巷(ちまた)
花柳界。いろまち。また、歓楽街。
こう‐ぼう【荒亡】
《「孟子」梁恵王下から》酒色などの楽しみにおぼれて、すさんだ生活をすること。「公然花柳界に—して」〈逍遥・当世書生気質〉
こ‐しんぶん【小新聞】
1 明治前期に発行された小さな紙面の新聞。総ふり仮名の平易な文章で、世間で起こった事件や花柳界のうわさなどを載せ、一般大衆を読者対象とした。→大(おお)新聞 2 発行部数の少ない、勢力のない新聞。
し‐こみ【仕込み】
1 教え込むこと。しつけ。教育。「親方の—がいい」 2 商店などで、商品を仕入れること。また、飲食店などで、材料を下ごしらえすること。「魚河岸に—に行く」「早朝から—にかかる」 3 醸造業で、原...
しなせ‐ことば【為做せ言葉】
わざと丁寧に繕った言葉遣い。いきな言葉として、近世、花柳界や芸人社会で使われた。
すい‐じん【粋人】
1 風流を好む人。優雅な、趣味の豊かな人。 2 遊里や花柳界などの事情によく通じている人。転じて、経験を積んで世間や人情の裏表をよく知っている、さばけた人。通人。
せっか‐はんりゅう【折花攀柳】
《花を折り柳によじのぼる意から》花柳界で遊ぶこと。
たてやま‐ぶし【立山節/館山節】
俗曲・端唄。もとは富山県立山地方の民謡で、明治28年(1895)ごろ東京の花柳界で流行、全国に広まった。