はなあかり【花明り】
日本画家、東山魁夷が昭和43年(1968)に発表した連作「京洛四季(けいらくしき)」の作品の一つ。京都市東山区にある円山公園の枝垂桜と満月を描いたもの。
はな‐あさぎ【花浅葱】
ツユクサで染めた浅葱色。わずかに緑を帯びた青色。
はなあび【花浴び】
飴山実の俳句集。平成7年(1995)刊。
はな‐あぶ【花虻】
1 花に集まるアブの総称。ハナアブ科の昆虫が多い。 2 双翅(そうし)目ハナアブ科の昆虫。頭が大きく複眼も発達し、ミツバチに似るが、翅(はね)は2枚しかない。体は太く、黄色の地に黒色や橙色の縞模...
はな‐あやめ【花菖蒲】
1 アヤメの別名。 2 襲(かさね)の色目の名。表は白、裏は萌葱(もえぎ)。夏に用いる。
はな‐あらし【花嵐】
桜の花の盛りのころに吹く強い風。また、その風で桜の花が散り乱れること。
はな‐あられ【花霰】
雪・月・花の形にして炒(い)り上げ、味をつけたあられ。
はな‐あわせ【花合(わ)せ】
1 花札で、同じ月の札を合わせて取り、点数や出来役などで勝負を争う遊び。八八(はちはち)・おいちょかぶなど。 2 平安時代、人々が二手に分かれ、それぞれ花(主に桜)を出し合って比べ、また、その花...
はな‐あわび【花鮑】
アワビの肉に裏から縦に切り目を入れ、小口切りにして熱湯にさっと通したもの。包丁目が開いて花のようになる。
はな‐いかだ【花筏】
1 ハナイカダ科の落葉低木。山地の木陰に生え、高さ約1.5メートル。葉は卵円形で先がとがり、縁に細かいぎざぎざがある。雌雄異株。初夏、葉面の中央部に淡緑色の花をつけ、黒色の丸い実を結ぶ。ままっこ...