こ‐あじさい【小紫陽花】
アジサイ科の落葉低木。山地に生え、高さ約1.5メートル。初夏、淡青色の小花が密生する。しばあじさい。
こう‐か【紅花】
1 赤い色の花。 2 ベニバナの花を乾燥させたもの。漢方で、腹痛・月経不順・浄血などに用いる。
こう‐げ【香華/香花】
《「こうけ」とも》仏前に供える香と花。華香(けこう)。こうばな。「—を手向ける」
こうじ‐ばな【麹花】
1 蒸した穀類や豆類にコウジカビが繁殖して胞子がつき、薄い黄色になったもの。こうじのはな。 2 ハハコグサの別名。
こう‐ばな【香花/香華】
仏前に供える香と花。こうげ。
こうりん‐か【紅輪花】
キク科の多年草。山地にみられ、高さ約50センチ。葉はさじ形。夏から秋、茎の先に、濃い橙(だいだい)色の頭状花を数個つける。
こおり‐の‐はな【氷の花】
氷の表面にできる花のような模様。また、氷花(ひょうか)のこと。《季 冬》
こがね‐ばな【黄金花】
シソ科の多年草。中国などに分布。夏に青紫色の唇形の花が総状に咲く。根は円錐形で内部は黄色く、漢方で黄芩(おうごん)といい、薬用。
こけ‐の‐はな【苔の花】
スギゴケなどのコケ植物の雄株(おかぶ)にできる雄器(ゆうき)の集まり。花に見立てていう。《季 夏》「水打てば沈むが如し—/虚子」
こころ‐の‐はな【心の花】
1 変わりやすい心を、花の散りやすいことにたとえた語。あだ心。「うつろふ人の—になれにし年月を思へば」〈徒然・二六〉 2 美しい心を、花の美しさにたとえた語。「われも卑しき埋もれ木なれども、—の...