まつり‐か【茉莉花】
モクセイ科ジャスミン属の常緑小低木。高さ1.5〜3メートル。葉は広卵形でつやがあり、脈が目立つ。夏、白い花をつけ、強い芳香を放つが、翌日には落ちる。インドの原産で、温室で栽培され、香料をとる。茉...
まわり‐ばな【回り花】
茶道の七事式の一。主客ともに順に花を生ける式法。
みず‐あおい【水葵/雨久花】
ミズアオイ科の一年草。水田・沼などに自生し、高さ約30センチ。葉は心臓形で柄が長い。9、10月ごろ、紫青色の花を総状につけ、花びらは六つに裂けている。古くは葉を食用にし、栽培もされた。なぎ。《季 夏》
みず‐の‐はな【水の花/水の華】
1 湖沼や海で植物プランクトンなどが異常に繁殖し、水面の色合いを変える現象。夏に多くみられる。藻類ブルーム。→青粉(あおこ) 2 ハスの花。 3 鮎(あゆ)や鱸(すずき)をいう女房詞。
みなくち‐ばな【水口花】
種をまいた苗代の水口に立てる木の枝。栗・ツツジ・山吹・椿(つばき)などを立てて田の神の依代(よりしろ)とする。
見(み)ぬが花(はな)
物事はまだ見ないで、どんなだろうと想像しているうちがよいものであるということ。
みのり‐の‐はな【御法の花】
《「法華」の訓読みから》法華経。また、蓮(はす)の花。
みやこ‐ばな【都花】
ミヤコグサの別名。
みやま‐とべら【深山海桐花】
マメ科の常緑小低木。関東以西の深山に生え、高さ30〜60センチ。葉は3枚の小葉からなる羽状複葉。小葉は楕円形で厚く、つやがある。初夏、白い花を総状につける。実は黒紫色に熟し、中に種子が1個ある。
ミルテのはな【ミルテの花】
《原題、(ドイツ)Myrthen》シューマンの歌曲集。全26曲。1840年作曲。同年に結婚したクララに献呈。ミルテとは銀梅花(ぎんばいか)の花のこと。歌詞はゲーテ、ハイネ、リュッケルト、バイロン...