ひょうげん‐しゅぎ【表現主義】
20世紀初頭、ドイツを中心に興った芸術運動。印象主義や自然主義に対する反動から、内面の主観的な表現に主眼をおいた。初め、キルヒナー・カンディンスキーらによる絵画運動として展開され、第一次大戦後は...
ひょう‐ごう【表号/標号】
[名](スル) 1 しるし。目印。 2 これこれと名づけること。また、その名。「芸術も政治も哲学も…その—する声は何であっても」〈荷風・ふらんす物語〉
ひょう‐だい【表題/標題】
1 書物の表紙などに記してある題名。 2 講演・演劇・芸術作品などの題。
ヒーリング‐アート【healing art】
病院などで、患者の心をなごませ、治癒に助力するような絵画・音楽などの芸術。
び‐くしょう【微苦笑】
微笑とも苦笑ともつかない笑い。久米正雄の造語。「一種皮肉な気持もあって、例の—を湛えながら」〈久米正雄・微苦笑芸術〉
び‐じゅつ【美術】
視覚的、空間的な美を表現する造形芸術。絵画・彫刻・建築・工芸など。明治時代は、広く文学・音楽なども含めていった。「古—」「仏教—」
びてき‐かんきょう【美的環境】
芸術の制作や鑑賞に関係する自然や社会の環境。
ビデオ‐アート【video art】
ビデオ技術を用いた映像芸術の総称。
ビンゲンのヒルデガルトのせかい【ビンゲンのヒルデガルトの世界】
種村季弘の随筆集。中世ヨーロッパの神秘家「ビンゲンのヒルデガルト」を巡る思索を展開。平成6年(1994)刊行。翌年、第45回芸術選奨および第3回斎藤緑雨賞受賞。
ピュリスム【(フランス)purisme】
1 言語に関して、外来語や新語の使用を避け、規範文法を厳格に遵守する傾向。 2 1910年代末、フランスの画家オザンファンと建築家で画家のル=コルビュジェによって興された芸術運動。キュビスムをさ...