きん【芹】
[人名用漢字] [音]キン(漢) [訓]せり 植物の名。セリ。「芹菜」
せり【芹】
セリ科の多年草。水辺や湿地に生え、高さ30〜60センチ。茎には稜(りょう)があり、下部は地をはう。葉は羽状複葉。夏、白い小さな5弁花をつける。特有の香りがあり、食用。春の七草の一。《季 春 花=...
せり‐かわ【芹川】
京都市右京区嵯峨(さが)を流れる小川。小倉山の北側山地に源を発し、天竜寺の東を南流して大堰(おおい)川に注ぐ。現在は瀬戸川と呼ぶ。[歌枕] 京都市伏見区下鳥羽を流れていた小川。また、その川に...
せりざわ【芹沢】
姓氏の一。 [補説]「芹沢」姓の人物芹沢鴨(せりざわかも)芹沢銈介(せりざわけいすけ)芹沢光治良(せりざわこうじろう)
芹(せり)摘(つ)・む
《平安時代に慣用された歌語。宮中の庭掃除の男が、芹を食べる后を御簾(みす)の隙から見て思いを寄せ、芹を摘んでは御簾の辺りに置くが、そのかいもなく、ついに焦がれ死にしたという故事から》思いが通じな...
せり‐やき【芹焼(き)】
1 熱した石の上に芹をのせ、覆いをして蒸し焼きにした料理。《季 冬》 2 油でいためた芹を、鳥肉などと煮た料理。
せりょう【芹生】
《「せりふ」の音変化》 京都市左京区大原の西方に古くあった地名。[歌枕]「大原は—を雪の道にあけてよもには人もかよはざりけり」〈山家集・下〉 京都市右京区北東部の地名。かつては薪炭などを京の...