こけ‐もも【苔桃】
ツツジ科の常緑小低木。高山に生え、高さ約10センチ。茎の下部は地をはい、葉は長楕円形で密につく。初夏、紅色がかった釣鐘形の花をつける。実は熟すと赤くなり、生食のほか塩漬けや果実酒をつくるのに用い...
こけ‐ら【苔ら】
苔のこと。
こけ‐りんどう【苔竜胆】
リンドウ科の越年草。草地に自生。高さ3〜8センチほどで、葉は広卵形。春、淡紫色の小花を上向きにつける。《季 春》
こけ‐るい【苔類】
⇒苔植物(こけしょくぶつ)
たい【苔】
綱淵謙錠(つなぶちけんじょう)の時代小説。同作を表題作とする小説集は昭和48年(1973)刊行。作品は、明治維新の頃に起きた士族反乱未遂事件、「思案橋事件」を主題とする。
たい【苔】
[人名用漢字] [音]タイ(漢) [訓]こけ 1 下等植物の名。コケ。「青苔・蘚苔(せんたい)」 2 コケ状のもの。「舌苔」 [難読]海苔(のり)
たい‐せん【苔蘚】
苔類と蘚類の総称。コケ類。蘚苔。
たい‐るい【苔類】
コケ植物の一群。湿った地上または樹皮に生え広がる。葉状体のものと茎状体のものとがあり、体の表面に胞子体をつくって繁殖する。ゼニゴケ・ジャゴケ・ウロコゴケなど。