あお‐のり【青海苔】
1 アオサ科の緑藻スジアオノリ・ヒラアオノリ・ボウアオノリなどの総称。海岸や河口付近の岩などに生える。食用。《季 春》「—や石の窪みのわすれ汐/几董」 2 1を乾燥させたもの。ふりかけや薬味に用いる。
あさくさ‐のり【浅草海苔】
1 ウシケノリ科の紅藻。アマノリ類の代表種。紅紫色で、冬から春にかけて生育する。食用として養殖。名は、江戸初期に浅草あたりの海辺からとれたからという。むらさきのり。 2 生のアマノリを刻み、枠に...
あじつけ‐のり【味付け海苔】
醤油・唐辛子などで味をつけた干しのり。
あたご‐ごけ【愛宕苔】
クラマゴケの別名。
あま‐のり【甘海苔】
ウシケノリ科アマノリ属の紅藻の総称。アサクサノリ・スサビノリなど。冬から春に、海水のかかる岩の上に生える。紫紅色で平たい。食用。
あわ‐ごけ【泡苔】
オオバコ科の一年草。湿地などに生え、卵円形の葉が対生する。春から秋、緑色を帯びた白い花を葉の付け根につける。
いた‐のり【板海苔】
生ノリを刻んで簀(す)の上に並べた木枠に流し込み、乾燥させたもの。ごく薄い板状になることから。
いちょう‐うきごけ【銀杏浮苔】
ウキゴケ科のコケ。沼や水田に浮遊し、長さ1〜1.5センチ、幅4〜8ミリで、二股(ふたまた)状に分かれ、表面は青緑色、裏面は紫色。雌雄異株。いちょうごけ。
いちょう‐ごけ【銀杏苔】
イチョウウキゴケの別名。
いわ‐のり【岩海苔】
ウシケノリ科アマノリ属の紅藻で、海岸の岩上に生えるものの総称。アサクサノリと同様に佃煮などにする。養殖ノリより色や香りはよいが、堅い。《季 春》