さがり‐ごけ【下がり苔】
サルオガセの別名。
さぎ‐ごけ【鷺苔】
サギゴケ科の多年草。田のあぜなどに生える。葉は根際に群生。春から夏に数個の淡紫色の唇形の花をつける。花が白色のものもある。むらさきさぎごけ。《季 春》
さくら‐のり【桜海苔】
紅藻類のオキツノリの別名。また、オキツノリなど桜色をしているノリ。《季 春》「水の江や吉野見に行く—/西鶴」
しらが‐ごけ【白髪苔/白髪蘚】
シラガゴケ科のコケ植物の総称。山地の腐木や岩の上に群生する。高さ約5センチ。雌雄異株。葉はひげ状で白みがかった緑色。庭園などに用いる。オキナゴケ・オオシラガゴケなど。
じゃ‐ごけ【蛇苔】
ジャゴケ科のコケ植物。長さ約10センチ。表面に六角形の区画模様があり、蛇のうろこに似る。雌雄異株。
ジョウツァイタイ【韮菜苔】
《(中国語)》中国原産のニラの一品種。開花する前の花茎をいため物として利用する。
すいぜんじ‐のり【水前寺海苔】
クロオコックス科の藍藻(らんそう)。きれいな淡水中に生える。細胞が寒天質に包まれ、不定形の群体をつくる。食用で養殖もされる。水前寺で発見され、付近の江津湖のものは天然記念物。《季 夏》
すい‐たい【翠苔】
緑色のコケ。青々としたコケ。
すぎ‐ごけ【杉苔/杉蘚】
スギゴケ科の蘚類(せんるい)の総称。一般に、湿地に密に生え、高さ5〜10センチ。茎と葉との区別がみられ、葉は針状で密につく。雌雄異株で、茎の頂に褐色の柄のある四角柱状の胞子嚢(ほうしのう)をつけ...
すぎ‐のり【杉海苔】
スギノリ科の紅藻。干潮線付近の岩上につき、長さ5〜12センチ。不規則に多くの枝に分かれ、先はとがる。糊(のり)や寒天の原料にする。