ほし‐のり【干し海苔/乾し海苔】
生ノリを刻み、紙漉(す)きの要領ですいて乾燥させたもの。
まつ‐の‐こけ【松の蘿/松の苔】
サルオガセの古名。〈和名抄〉
まつ‐のり【松海苔】
ムカデノリ科の紅藻。満潮線近くの岩上に生え、高さ約5センチ。基部は円柱状で先のほうは平たく、二またによく分枝する。本州中部以南に分布。食用。《季 春》
みず‐ごけ【水蘚/水苔】
ミズゴケ科の蘚(せん)類の総称。日本では約40種が知られ、高山や北日本の湿地に生え、長年の間に高層湿原をつくる。高さ5〜15センチ、淡緑色で、茎から数本の枝が束生して葉をつける。葉は吸水力が大き...
むかで‐のり【百足海苔】
ムカデノリ科の紅藻。沿岸の岩上に生え、長さ20〜50センチで、平たいひも状の主軸の両側から多数の小枝を羽状に出す。
むらさき‐のり【紫海苔】
アサクサノリの別名。
もうせん‐ごけ【毛氈苔】
モウセンゴケ科の多年草。食虫植物。山地の湿地に生える。葉は杓子(しゃくし)形で長い柄があり、数枚が根際から出る。葉の表面に密生する紅紫色の腺毛(せんもう)から粘液を出し、虫を捕らえる。夏、約20...
もみ‐のり【揉み海苔】
焼きのりを揉んで細かくしたもの。料理にふりかけて用いる。
やき‐のり【焼き海苔】
干し海苔を火などであぶったもの。
リトマス‐ごけ【リトマス苔】
リトマスゴケ科の地衣類。海岸の岩上に生え、淡黄色で、樹枝状に分かれる。地中海地方・西アフリカ沿岸に分布。色素は試薬になり、かつては羊毛の染色に使われた。