ね・れる【練れる】
[動ラ下一][文]ね・る[ラ下二] 1 練られてちょうどよいぐあいになる。「小麦粉がよく—・れる」 2 内容の検討や、字句の修正などが十分になされている。「—・れた文章」 3 経験や修養を積んで...
のぞみなきにあらず【望みなきに非ず】
石川達三の小説。「読売新聞」に連載されたのち、昭和22年(1947)に刊行。元海軍軍人の主人公が、戦後の社会への適応に苦労する姿を描く。
野(の)に伏(ふ)し山(やま)に伏(ふ)す
旅先で苦労を重ねることのたとえ。
はい‐あが・る【這い上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 はって上がる。はうようにして上にあがる。「がけを—・る」 2 苦労して悪い状態を切り抜ける。ある地位に達する。「最下位から—・る」
はかり‐し・る【計り知る】
[動ラ五(四)]おしはかる。推測する。多く、下に打消しの表現を伴って用いる。「—・ることのできない苦労」
はばかり‐さま【憚り様】
[形動][文][ナリ] 1 人の世話になったときや少々のことを頼むときなどに言うあいさつの語。ご苦労様。「わざわざお越しいただき、—でございます」 2 軽い皮肉や反発の気持ちを込めて答える語。お...
針(はり)の穴(あな)を通(とお)す
1 野球で、制球力があるさま。転じて、正確なさま。「—コントロール」「—ようなフリーキック」 2 苦労なこと、簡単にはできないことのたとえ。「—がごとき妙手」
ばいたんおう【売炭翁】
唐の白居易の詩の題名。炭焼きの老人が苦労して焼いた炭を、宮中の役人に勅命だといってただ同然で買い取られてしまうことを詠じた風刺詩。新楽府(しんがふ)の一。
バードン【burden】
(重い)荷物。負担。苦労。
ぱあ
[名・形動] 1 じゃんけんで、5本の指をすべて開いた形。かみ。「ぐう、ちょき、—」 2 持っていた金品がすっかりなくなること。それまで苦労したことが全くむだになること。また、そのさま。「台風で...