く‐へんとう【苦扁桃】
アーモンドの一品種。果実は苦みが強い。
くへんとう‐すい【苦扁桃水】
苦扁桃油を水に溶かしたもの。せき止めの薬として用いる。
くへんとう‐ゆ【苦扁桃油】
苦扁桃の種子から油をとった絞りかすを発酵させたものを蒸留して得る無色の液体。主成分はベンズアルデヒド。飲料・菓子・化粧品などの香料に用いる。
く‐み【苦味】
苦い味。にがみ。
くみ‐チンキ【苦味チンキ】
橙皮(とうひ)・センブリ・サンショウなどの粉末に70パーセントのアルコールを加えて製したチンキ剤。黄褐色で、特有の芳香と苦みがある。健胃薬。
くみ‐やく【苦味薬】
センブリなどを原料とする苦みの強い植物性の薬物。食欲増進・消化促進に用いる。苦味剤。
く‐めい【苦茗】
苦い茶。質の悪い茶。「亭主一口飲み、これは散々の—や、と𠮟る時」〈咄・醒睡笑・八〉
苦(く)もなく
大して苦労せずに。簡単に。わけもなく。「難問題を—解いてみせた」
く‐もん【苦悶】
[名](スル)肉体的または精神的に苦しみもだえること。「—に満ちた顔」「日夜—する」
くもん‐の‐きょうかい【苦悶の教会】
《Church of the Agony》⇒万国民の教会