ちゃり‐ば【茶利場】
人形浄瑠璃・歌舞伎で、笑劇の要素の濃い段や場面。茶利。
ちゃ・る【茶る】
[動ラ四]《「茶」の動詞化》こっけいな言動をする。ふざける。おどける。「与八様とした事が、余り—・って下さんすな」〈浄・難波丸金鶏〉
ちゃ‐ろ【茶炉】
茶をたてるときに、釜(かま)をかける炉。
ちゃ‐わ【茶話】
1 茶を飲みながら気軽にする話。茶飲み話。さわ。 2 こっけい味のある話。軽い話。
ちゃ‐わん【茶碗】
1 茶を入れ、または飯を盛る陶磁製の碗。特に茶の湯では、天目形・沓(くつ)形などの茶碗が用いられる。 2 古く、陶磁器の総称。 3 「茶碗盛り」の略。
ちゃわん‐ざけ【茶碗酒】
茶碗で酒を飲むこと。また、その酒。
ちゃわん‐たけ【茶碗茸】
チャワンタケ科のキノコの総称。原野などに生える。初め壺状で、内面に子嚢(しのう)が並び、子嚢胞子が成熟すると開いて茶碗状になり、胞子が噴き出される。オオチャワンタケ・クリイロチャワンタケなど。
ちゃわん‐むし【茶碗蒸(し)】
茶碗に鶏肉・エビ・かまぼこ・シイタケ・ぎんなんなどを入れて、だしで割った卵汁を注ぎ、蒸しかためた日本料理。
ちゃわん‐もり【茶碗盛(り)】
料理の最初に出す、蓋(ふた)つきの茶碗に盛ったすまし汁。塗り椀に盛るものより味の淡泊なのが特徴。
茶(ちゃ)を濁(にご)・す
「お茶を濁す」に同じ。