はっとり‐タバコ【服部タバコ】
摂津国島上郡服部村付近で産した、香りのよい上質のタバコ。
はつか‐ぐさ【二十日草】
ボタンの別名。
はつ‐ぐさ【初草】
1 春の初めにもえ出る草。若草。「—のなどめづらしき言の葉ぞ」〈伊勢・四九〉 2 幼い子などのたとえにいう。「—のおひゆく末も知らぬ間にいかでか露の消えむとすらむ」〈源・若紫〉
はつな‐ぐさ【初名草】
寒梅の異称。
はつみ‐ぐさ【初見草】
春の松、夏の卯(う)の花、秋の萩(はぎ)、寒菊または雪のこと。
はなだ‐ぐさ【縹草】
ツユクサの別名。
はな‐つめくさ【花爪草】
シバザクラの別名。
はなびし‐そう【花菱草】
ケシ科の多年草。高さ約50センチ。葉は羽状複葉で、裂片は糸状。夏、黄色い4弁花を開く。米国カリフォルニアの原産で、明治初期に渡来。カリフォルニアポピー。《季 夏》
ははき‐ぐさ【箒草】
ホウキギの別名。《季 夏》「いつの間に壁にかかりし—/虚子」
ははこ‐ぐさ【母子草】
キク科の越年草。道端などに生え、高さ20〜30センチ。全体に白い毛がある。葉は先が丸みを帯びたへら状で、互生。4〜6月、黄色い小花を多数つける。若い苗は食用。春の七草の一で、御形(ごぎょう)とよ...