あら・い【粗い】
[形][文]あら・し[ク]《「荒い」と同語源》 1 すきまが大きい。また、粒が大きくざらざらしている。細かでない。「目の—・い網」「粉のひき方が—・い」⇔細かい。 2 手触りがなめらかでない。す...
あら‐いそ【荒磯】
波の荒い海岸。また、岩石の多い海岸。ありそ。
あら‐ごま【荒駒】
馴(な)らされていない馬。また、気の荒い馬。
あら‐つち【荒土/粗土】
1 荒い土。細かくこなれていない土。 2 荒壁を塗るのに用いる土。
ありそ‐うみ【荒磯海】
岩石が露出し波の荒い海辺。ありそみ。「—の浜の真砂(まさご)と頼めしは忘るることの数にぞありける」〈古今・恋五〉
いき【息】
1 口・鼻から空気を吸ったり吐いたりすること。また、吸う空気や吐く空気。「大きく—をする」「—が荒い」 2 二人以上で何かをする場合の、相互の気持ちのかねあい。調子。呼吸。「二人の—がぴったりだ...
いき‐づかい【息遣い】
呼吸のようす。また、呼吸の調子・しかた。「—が荒い」
いっとう‐ぼり【一刀彫(り)】
1本の小刀で彫って、その荒いタッチを生かした木彫技法。また、その作品。奈良の一刀彫り、飛騨の一位彫りなどが有名。
い‐つ・く【居着く/居付く】
[動カ五(四)] 1 そこに落ち着いて、いつづける。「人づかいが荒いので店員が—・かない」 2 来たまま帰らずに住みつく。居すわる。住居を定める。「のら犬が家に—・く」
かぎ・る【限る】
[動ラ五(四)] 1 時間・空間・数量・資格などに境をし、範囲を定める。「期限を十日と—・る」「申し込みは一人一枚に—・ります」「荒いが此の風、五十鈴川で—・られて、宇治橋の向うまでは吹くまいが...