あら‐ひじり【荒聖】
荒行をする僧。また、乱暴な僧。荒法師。「文覚は、天性(てんせい)不敵第一の—なり」〈平家・五〉
うで‐ごう【腕香】
1 僧や修験者が、腕の上で香をたいて熱さに耐える荒行。「—ヲ焚ク」〈日葡〉 2 近世、腕に刃物を刺すなどして荒行のまねをし、米・銭をこう物乞いや膏薬(こうやく)売り。
ず‐こう【頭香】
僧や修験者が行う荒行の一で、頭の上で香をたくこと。
せんにち‐かいほう【千日回峰】
天台宗比叡山で修される不動明王と一体となるための修行。7年間で1000日、比叡山の各峰を回峰巡拝する。1日の行程約30キロ。700日を終えると9日間の堂入りがあり、断食・断水・不眠・不臥で修され...