かぶ【蕪/蕪菁】
《「かぶら(蕪)」の女房詞「おかぶ」からかという》アブラナ科の越年草。根は肥大して球形などになり、白のほか赤・黄・紫色もある。根元から出る葉はへら状。春、黄色の十字形の花を総状につける。古く中国...
かぶくり‐ぬま【蕪栗沼】
宮城県北部、大崎市と登米(とめ)市の境にある沼。周囲1キロメートルの低湿地湖沼で、毎年6万羽以上のカモ・ガン・ハクチョウなど渡り鳥が飛来する。平成17年(2005)、周辺水田とともにラムサール条...
かぶ‐しま【蕪島】
青森県南東部、八戸市にある島。周囲800メートル、標高19メートルで、現在は埋め立てにより本土とつながっている。ウミネコの繁殖地で、国の天然記念物に指定されている。
かぶ‐な【蕪菜】
カブの別名。《季 冬》
かぶら【蕪/蕪菁】
カブの別名で、それより古い形。《季 冬》「故郷や—引く頃墓参/子規」
かぶら‐ずし【蕪鮨】
なれ鮨の一。ブリなどを厚く切ったカブの間に挟んで麹(こうじ)で発酵させたもの。石川県・富山県の冬の郷土料理。《季 冬》
かぶら‐な【蕪菜】
カブの別名。《季 冬》
かぶらは‐ばち【蕪葉蜂】
⇒蕪蜂(かぶらばち)
かぶら‐ばち【蕪蜂】
ハバチ科のハチ。体長約1センチ、黄褐色で、頭・胸部にまたがる部分が黒い。幼虫は黒色で、菜の黒虫などとよばれ、ダイコン・カブなどの葉を食害する。蕪葉蜂(かぶらはばち)。
かぶら‐ぼね【蕪骨】
鯨の頭の軟骨。細く削って乾燥し、かす漬け・三杯酢などにする。氷頭(ひず)。