せい‐はく【精薄】
「精神薄弱」の略。
せん‐ぱく【浅薄】
[名・形動]考えや知識が浅く行き届いていないこと。また、そのさま。あさはか。「—な知識」 [派生]せんぱくさ[名]
そら‐けいはく【空軽薄】
心にもない世辞をいうこと。からせじ。「だましすませて一討ちにしてくれんと、笑顔つくって—」〈浄・双生隅田川〉
て‐うす【手薄】
[名・形動] 1 手もとに金銭や物品をあまり持っていないこと。また、そのさま。「所持金が—になる」 2 人手が少なくて不十分なこと。「—な警備」
にく‐うす【肉薄】
[形動][文][ナリ]肉が薄いさま。厚みの少ないさま。「—な(の)板」
にく‐はく【肉薄/肉迫】
[名](スル) 1 身をもって敵地などに迫ること。「敵の本拠に—する」 2 競争などで、すぐ近くまで追い迫ること。「首位に—する」 3 鋭く問い詰めること。「議会が政府に—する」
のぞみ‐うす【望み薄】
[名・形動]そうなる見込みのほとんどないこと。また、そのさま。「本会期中の成立は—だ」「—な目標額」
はく【薄】
[常用漢字] [音]ハク(漢) [訓]うすい うすめる うすまる うすらぐ うすれる すすき 〈ハク〉 1 厚みが少ない。「薄氷・薄片/希薄・厚薄」 2 数量などが少ない。乏しい。「薄給・薄幸...
はた‐すすき【旗薄】
[名]旗のように穂が風になびいている薄。「み雪降る安騎(あき)の大野に—小竹(しの)を押しなべ」〈万・四五〉 [枕]薄の穂の意で、「穂」と同音をもつ「屠(ほふ)る」などにかかる。「大魚のきだ...
はだ‐すすき【はだ薄】
《「はたすすき」の音変化という》 [名]「はたすすき」に同じ。「—尾花逆葺(ふ)き黒木もち造れる室(むろ)は万代までに」〈万・一六三七〉 [枕]薄の穂の意から「穂に出づ」、また、薄の末(う...