さつませんだい【薩摩川内】
鹿児島県北西部にある市。川内川下流の九州本土区域と、甑島(こしきしま)区域からなる。奈良時代には薩摩国府が置かれた。平成16年(2004)川内市、樋脇(ひわき)町、入来(いりき)町、東郷町、祁答...
さつませんだい‐し【薩摩川内市】
⇒薩摩川内
さつま‐にしき【薩摩錦】
マダラガ科のガ。体は青緑色、翅(はね)に白・青・橙色の斑紋が散在し、ガの中でも美しく、昼飛性。九州・沖縄など南部にみられる。幼虫はヤマモガシの葉を食う。
さつま‐にんぎょう【薩摩人形】
薩摩に伝わる武者人形。紙製の鎧(よろい)をつけ、両手がなく、鎧の袖に2本の矢をさし、薄板で作った馬にまたがっているもの。車がついている。
さつま‐の‐くに【薩摩国】
⇒薩摩
さつま‐はやと【薩摩隼人】
《上代、薩摩に住んでいた隼人一族が、勇ましくすばしこいことで知られたところから》薩摩出身の武士。また、一般に鹿児島県出身の男性。
さつま‐はんとう【薩摩半島】
鹿児島県南西部の半島。低い山地と火山灰層の台地とからなり、鹿児島湾を隔てて大隅(おおすみ)半島と対する。
さつま‐ばん【薩摩版】
室町時代から江戸初期にかけて薩摩で出版された書籍。江戸末期にも若干の刊行があった。
さつま‐びきゃく【薩摩飛脚】
1 薩摩国へ行く飛脚。 2 《江戸時代、薩摩藩が国情の漏れるのを恐れて領内に入った他国の者の出国を許さなかったことから》行ったきりで帰らないことのたとえ。
さつま‐びわ【薩摩琵琶】
室町末期、薩摩で発生した琵琶音楽、およびそれに用いる楽器。勇壮な歌詞、悲壮な曲風のものが多い。普通は4弦4柱(じゅう)の楽器をひざの上に斜めに立て、扇形に大きく開いた大形の撥(ばち)で弾く。現在...