にっこう‐ぼさつ【日光菩薩】
《(梵)Sūrya-prabhāの訳》薬師如来の脇侍(きょうじ)。右の月光(がっこう)に対して左に配される。彫像では薬師寺の金堂三尊像や東大寺法華堂(三月堂)の塑像が有名。
にょ‐ぼさつ【女菩薩】
1 菩薩のように美しくやさしい女性。 2 《「外面(げめん)如菩薩」の「如」を「女」に置きかえたもの》遊女のこと。
にょ‐ぼさつ【如菩薩】
菩薩のように、気高く柔和なこと。「外面(げめん)—、内心如夜叉(にょやしゃ)」
はち‐だいぼさつ【八大菩薩】
正法を護持し、衆生(しゅじょう)を救済する8体の菩薩。薬師経では、文殊師利・観世音・得大勢至・無尽意・宝檀華・薬王・薬上・弥勒(みろく)の八菩薩。
はちまん‐だいぼさつ【八幡大菩薩】
八幡神に対する称号。神仏習合によって起こり、八幡神の本地を菩薩としたもの。 [副]《八幡大菩薩に誓って、の意から》必ず。断じて。決して。「—、是非に貰はねばきかぬ」〈難波鉦・六〉
ふきょう‐ぼさつ【不軽菩薩】
⇒常不軽(じょうふきょう)
ふげんえんめい‐ぼさつ【普賢延命菩薩】
密教で、普賢菩薩に延命を祈る際の本尊。二臂(にひ)像と、二〇臂像とがある。延命菩薩。
ふげん‐ぼさつ【普賢菩薩】
釈迦(しゃか)の右側に立つ脇侍。理知・慈悲をつかさどり、また延命の徳を備える。文殊(もんじゅ)とともに諸菩薩の首位に置かれ、単独でも信仰される。独尊として表されるときは白象に騎乗し、結跏趺坐(け...
ふさつ【布薩】
《(梵)upoṣadhaの音写。説戒・斎などと訳す》同一地域の僧が毎月2回、新月と満月の日に集まって戒本を誦し、互いに自己反省し、罪過を懺悔(さんげ)する行事。在家では六斎日などに八斎戒を守るこ...
ぶつ‐ぼさつ【仏菩薩】
仏と菩薩。