らん‐しょ【蘭書】
オランダ語で書かれた書物。オランダの書物。
らん‐しょう【蘭省】
1 中国の尚書省・御史台の異称。らんせい。 2 太政官(だいじょうかん)の唐名。 3 弁官の異称。 4 皇后の住む宮殿。蘭殿(らんでん)。
らん‐せい【蘭省】
⇒らんしょう(蘭省)
らん‐じゃ【蘭麝】
蘭の花と麝香(じゃこう)の香り。また、よい香り。
らんじゃたい【蘭奢待】
奈良時代に中国から渡来し、正倉院御物として伝わった名香木。長さ約1.5メートル、重さ11.6キロの極上の伽羅(きゃら)の朽ち木で、心部は空洞。「蘭奢待」の3字の中に「東大寺」の3字を含むので東大...
らん‐じん【蘭人】
オランダ人。
らん‐だい【蘭台/鸞台】
1 太政官(だいじょうかん)の唐名。 2 弁官の異称。 3 中国、漢代の宮中で、書物を蔵した所。転じて、唐代、秘書省の異称。また、御史台の異称。 4 史官。後漢の班固が3の官として詔を受け「光武...
らん‐ちく【蘭竹】
東洋画の画題の一。蘭に竹を配したもの。蘭は世に埋もれた高節の士に、竹は冬の風雪にも緑を失わないところから君子にたとえられ、文人画家が好んで描いた。
らん‐ちゅう【蘭鋳】
金魚の一品種。体つきが丸く、頭部に肉こぶが発達し、背びれがなく、尾が小さい。まるこ。蘭虫。《季 夏》
らん‐ちょう【蘭帳】
かんばしいとばり。美人の閨(ねや)のとばりにいう。「手懸女はいたづらの昼も—のうちに房付枕ゆたかに」〈浮・伝来記・六〉