デリス‐にゅうざい【デリス乳剤】
デリスなどの地下茎や根を原料とする殺虫剤。
と【蠹】
《木食い虫の意から》内部にあって害毒を及ぼすもの。「此を利禄の—と謂(い)う」〈露伴・運命〉
と【蠹】
[音]ト(漢) 1 木などを食う虫。「蠹魚/書蠹」 2 虫が食い破る。むしばむ。「蠹害・蠹毒」 [補説]「蠧」は異体字。 [難読]蠹魚(しみ)
とう‐が【灯蛾】
夜、灯火に集まる蛾の類。火取虫(ひとりむし)。《季 夏》「—よりもかそかに何を呟くや/楸邨」
とうちゅう‐かそう【冬虫夏草】
地中にいる昆虫に子嚢菌(しのうきん)などが寄生し、地上にキノコ(子実体(しじつたい))を生じたもの。セミタケ・アリタケ・クモタケなど。冬は虫であるが夏には草に変わるという意からの名で、中国ではヤ...
とう‐みつ【盗蜜】
昆虫や鳥が、植物の受粉を助けることなく、花蜜のみを掠(かす)め取ること。
とお‐あるき【遠歩き】
[名](スル)遠方へ出歩くこと。遠出(とおで)。「虫取りに熱中してつい—する」
とかげ【蜥蜴/蝘蜓/石竜子】
1 有鱗(ゆうりん)目スキンク科の爬虫(はちゅう)類。体長約20センチ。胴が円筒形で、体鱗(たいりん)は滑らか。体色は暗褐色で、縦縞がある。幼体は黒地に黄白色の縦縞が走り、尾は青色。尾は自切する...
と‐がい【蠹害】
1 虫が物を食って害をなすこと。 2 物事を害すること。また、その者。「これ当家の—、釈門の残賊なるべし」〈太平記・一八〉
とがとが・し
[形シク]事を荒立てるようすである。とげとげしい。理屈っぽい。「—・しき女聞きて」〈堤・虫めづる姫君〉