はえ‐じごく【蠅地獄】
モウセンゴケ科の多年草。高さ20〜25センチの食虫植物。葉柄は平たく、葉は円形で縁にとげ状の長い毛があり、虫が触れると左右から閉じて捕らえ、消化する。6月ごろ、花茎の頂に白い5弁花を数個開く。米...
はえ‐の‐こ【蠅の子】
ハエの幼虫。うじ。
は‐おと【羽音】
1 鳥がはばたく音。また、虫の飛ぶ音。はねおと。 2 風を切って飛ぶ矢羽の音。
は‐かぜ【羽風】
1 鳥や虫が羽を動かすときに起きる風。 2 舞う人の袖の動きが起こす風。「求子(もとめご)舞ひてかよる袖どものうち返す—に」〈源・匂宮〉
はきり‐ばち【葉切蜂】
膜翅(まくし)目ハキリバチ科の昆虫の総称。ミツバチに似るが、腹面の毛が長く、ここに花粉をつけて運ぶ。発達した大あごをはさみのように使って葉を丸く切り、巣の材料に使う。バラハキリバチなど。
はく‐あ【白亜/白堊】
1 石灰岩の一種。貝殻や有孔虫などの化石を含むこともあり、灰白色で軟らか。主成分は炭酸カルシウム。西ヨーロッパに分布し、ドーバー海峡の両側に露出する地層は有名。白墨の原料とする。チョーク。 2 ...
はく‐せい【剝製】
鳥獣の肉や内臓を取り除き綿・麻などを詰めて、防虫・防腐処理をし、生きているときの外形を保つように作ること。また、そのもの。 [補説]骨・内臓などを取って表皮だけにしたものに人造の骨・眼球などを入...
はく‐びしん【白鼻心】
ジャコウネコ科の哺乳類。猫大で、尾が長く、四肢は短い。体は褐色で、額から鼻すじを通る白帯がある。夜行性で、ネズミ・昆虫・木の実などを食べる。東南アジアに分布。日本でも本州中部以北と四国でみられる...
はぐろ‐とんぼ【羽黒蜻蛉/鉄漿蜻蛉】
カワトンボ科の昆虫。体長6センチくらい。雄は体が金緑色で、翅(はね)は黒色。雌は体も翅も焦げ茶色。夏季、本州以南の平地の流水にみられる。くろやんま。かねつけとんぼ。おはぐろとんぼ。
はこ‐くらげ【箱水母】
箱虫綱の腔腸(こうちょう)動物の総称。箱型の傘をもち、刺胞動物の中でも毒性が強い種類が多い。アンドンクラゲ・ハブクラゲ・ヒクラゲなど。立方クラゲ。