かんぞう‐ジストマ【肝臓ジストマ】
肝吸虫(かんきゅうちゅう)の別名。
カンタリス【(ラテン)cantharis】
ツチハンミョウ科のマメハンミョウなどの甲虫を乾燥した薬剤。皮膚に水腫(すいしゅ)を生じさせる毒性のカンタリジンを含み、刺激剤として発泡・発毛・引赤(いんせき)などのため外用する。
かん‐たん【邯鄲】
直翅(ちょくし)目カンタン科の昆虫。体長約1.5センチ。体はスズムシに似て細長く、淡黄緑色。山地の草の間に多く、8〜11月ごろに成虫になり、雄はルルルルルと連続した音で鳴く。《季 秋》「—に鳴き...
かん‐てつ【肝蛭】
吸虫の一種。体長2〜3センチ、体は平たい楕円形で、前端が円錐形に突出している。虫卵は水中で孵化(ふか)し、中間宿主のヒメモノアラガイに侵入。成長すると水草に付着し、これを食べた牛・羊・豚・馬など...
カントン‐じゅうけつせんちゅう【広東住血線虫】
広東住血線虫症の原因となる線虫。体長はオスが20〜25ミリ、メスが22〜34ミリ。成虫はネズミの肺動脈に寄生する。幼虫はカタツムリ・ナメクジ・タニシ・カエル、淡水産のエビ、陸棲のカニなどに寄生す...
カントン‐じゅうけつせんちゅう‐しょう【広東住血線虫症】
広東住血線虫の寄生による人獣共通感染症。人には幼虫が寄生し、脊髄から脳に侵入して好酸球性髄膜脳炎を起こす。幼虫が寄生するナメクジ・アフリカマイマイ・テナガエビなどを直接あるいは野菜などとともに摂...
かん‐の‐むし【疳の虫】
小児の疳を起こすと考えられていた虫。「—がおこる」「—封じ」
カンブリア‐き【カンブリア紀】
《Cambrian period》地質時代の区分の一。古生代を六つに区分した最初の時代。5億7500万年前から5億900万年前まで。大部分の無脊椎動物が出現し、三葉虫が栄えた。英国ウェールズのカ...
かんぽうじょう‐はくせん【汗疱状白癬】
⇒水虫1
かんぽ‐どうぶつ【緩歩動物】
動物界の一門。体長0.3〜1ミリ。体は紡錘形で、四対の短い歩脚をもち、その先端に爪状突起がある。淡水・海水中、また湿地の土中にすみ、乾燥や低温にあうと仮眠状態となって耐える。熊虫(くまむし)。