さんしち‐そう【三七草/山漆草】
キク科の多年草。高さ約1メートル。葉は羽状に深い切れ込みがある。秋、深黄色の頭状花をつける。中国の原産で、庭園で栽培される。葉の汁は毒虫に刺された傷に効く。さんしち。ちどめ。《季 秋》
さん‐しょう【山椒】
ミカン科の落葉低木。山地に自生。葉の付け根に一対ずつとげがある。葉は長卵形の小葉からなる羽状複葉。雌雄異株で、春、黄緑色の小花を密生する。実は赤く熟し、黒色の種が現れる。若芽を「木の芽」といい食...
さんじょう‐き【三畳紀】
《Triassic period》地質時代の区分の一。中生代を三分したうちの最初の紀。2億4700万年前から2億1200万年前までの期間。爬虫類(はちゅうるい)・アンモナイト・二枚貝などが急速に...
サンジョルジオ‐さん【サンジョルジオ山】
《San Giorgio》スイス南部、ルガノ湖の南にある小峰。標高1096メートル。魚類や海生爬虫類(はちゅうるい)など、三畳紀中期の海洋生物の化石が多数出土していることから、2003年に世界遺...
さん‐そ【蚕蛆】
カイコノウジバエの幼虫。
サントニン【santonin】
回虫・蟯虫(ぎょうちゅう)などの駆虫薬の一。シナ花(か)・ミブヨモギなどのつぼみから抽出される、無色または白色の結晶。
さん‐ぷん【散粉】
殺虫剤など、粉状のものをまくこと。「—機」
さんよう‐ちゅう【三葉虫】
三葉虫綱の節足動物の総称。海生で、古生代カンブリア紀からペルム紀にわたって生存。体長はふつう3〜5センチ、体は扁平で多くの体節からなり、頭・胸・尾に分けられ、縦方向も三つに区分される。種類は非常...
さんらん‐かん【産卵管】
昆虫の雌の腹端にある産卵用の管状の器官。魚類でもタナゴなどにみられる。
ざく‐ろ【石榴/柘榴】
《「じゃくろ」の直音表記》ミソハギ科の落葉高木。葉は長楕円形。6月ごろ、筒形で多肉質の萼(がく)をもつ橙赤色の花をつける。果実は球形で、紫紅色に熟すと裂けて種子が現れる。果実の外種皮を食用に、ま...