いの‐しか‐ちょう【猪鹿蝶】
花札で、萩(はぎ)の10点(猪(いのしし))、紅葉(もみじ)の10点(鹿)、牡丹(ぼたん)の10点(蝶)の3枚。また、それをそろえた役。
うすば‐きちょう【薄翅黄蝶】
アゲハチョウ科のチョウ。翅(はね)は開張5〜6センチ、黄色ないし淡黄色で淡黒色の斑紋が散在、後ろ翅に橙赤(とうせき)色の紋がある。幼虫はコマクサを食べ、成虫になるまで足かけ3年を要する。北海道の...
うすば‐しろちょう【薄翅白蝶】
アゲハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張約6センチ、半透明で脈は黒く、後ろ翅に突起がない。幼虫の食草はムラサキケマン・エンゴサクなど。北海道・本州・四国に分布。
えぞ‐しろちょう【蝦夷白蝶】
シロチョウ科の一種。翅(はね)は白色で、黒いすじがある。日本では北海道に分布。
おお‐ごまだら【大胡麻斑蝶】
マダラチョウ科のチョウ。日本産マダラチョウでは最大。翅(はね)は白地に黒い斑があり、幅が広く、ゆるやかに飛ぶ。沖縄県で普通にみられる。幼虫の食草はホウライカガミ。
おお‐むらさき【大紫】
1 (大紫蝶)タテハチョウ科で最大のチョウ。翅(はね)の開張9センチくらい。色は黒っぽく、雄では前翅に紫色の光沢があり、赤・白・黄色の斑紋が散在。クヌギなどの樹液に集まる。幼虫はエノキの葉を食べ...
お‐ちょう【雄蝶】
1 雄の蝶。→雌蝶(めちょう) 2 「雄蝶雌蝶2」の、雄の蝶にかたどった折り紙。→雌蝶
おちょう‐めちょう【雄蝶雌蝶】
1 雌雄の蝶。 2 婚礼のとき、一対の銚子(ちょうし)や提子(ひさげ)につける、紙で折った雌雄の蝶。 3 婚礼のとき、2のついた銚子で三三九度の酌をする役の稚児。
から‐ちょう【唐蝶】
アゲハチョウの異称。
き‐たては【黄蛺蝶】
タテハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張6センチくらい。翅は黄褐色の地に黒斑が散在し、裏面は枯れ葉模様。夏から秋に発生し、花蜜や樹液に集まる。幼虫の食草はカナムグラ・麻など。