けつ‐ぎょくずい【血玉髄】
⇒血石
けつぎょく‐せき【血玉石】
⇒血石
けつ‐ず【血途】
三途(さんず)の一。互いに食い合う畜生道のこと。
けつ‐ずい【血髄】
血液と骨髄。からだの重要な部分。「—を屠(ほふ)り身体を抛(なげう)っても」〈盛衰記・一一〉
けつ‐ぜい【血税】
1 血を搾られるような苦労をして納める税金。負担の重い税金。 2 兵役の義務。明治5年(1872)太政官告諭の「西人之を称して血税という。その生血を以て国に報ずるの謂なり」による。
けつぜい‐いっき【血税一揆】
明治6年(1873)から翌年にかけて起こった徴兵反対一揆。新たな義務が課されることや政府の政策への反対から、西日本を中心に農民・士族が起こしたもの。
けつ‐ぞく【血族】
血のつながった人々。血縁。法律上は、養親子(ようしんし)のように、これと同様に扱われる者(法定血族)を含めていう。 [補説]書名別項。→血族
けつぞく【血族】
山口瞳による長編の私小説。亡くなった母の波乱の人生と、自身の出自の謎に迫る。昭和54年(1979)刊行。第27回菊池寛賞受賞。
けつぞく‐けっこん【血族結婚】
血族関係にある者どうしの結婚。普通には四親等になるいとこを含む近縁者間の結婚をいう。子供に潜性の形質が発現する確率が高いとされる。血族婚。→近親婚
けつ‐にく【血肉】
1 血と肉。また、生身のからだ。ちにく。 2 血縁のごく近いもの。肉親。骨肉。ちにく。