らんおう‐じゅんかん【卵黄循環】
胎児循環の一つ。胎生期初期にみられ、卵黄嚢(らんおうのう)に形成される血管から胚芽に栄養が送られる。卵黄血行。
らんおう‐のう【卵黄嚢】
魚類・羊膜類の胎生期初期にみられる、卵黄を包む袋状の膜。卵黄の分解・吸収を行い、多数の血管を通じて胚に栄養を送る。卵黄が消費されてなくなると、胚に吸収される。
リキッド‐バイオプシー【liquid biopsy】
血液・尿・唾液など、わずかな体液サンプルを採取して診断する検査法。がんや腫瘍(しゅよう)に特徴的なバイオマーカーを検出するほか、線虫の反応を利用するものなどが知られる。従来の生検と異なり、低侵襲...
リコード‐ほう【リコード法】
《ReCODE》アルツハイマー型認知症の治療法の一。同疾患の患者の脳内にみられるアミロイドβたんぱく質の過剰生産をもたらす要因を大きく三つに分類し、合わせて36種類の分子メカニズムを特定。血液検...
リスク‐いんし【リスク因子】
《risk-factor》特定の疾患にかかりやすい生体の形態的・機能的要素。例えば、動脈硬化症のリスク因子は高コレステロール血症であるなど。危険因子。
リノール‐さん【リノール酸】
《linoleic acid》不飽和脂肪酸の一。必須脂肪酸の一。亜麻仁(あまに)油・綿実油・大豆油・とうもろこし油・ひまわり油・胡麻油など植物油にグリセリンエステルとして存在。血中コレステロール...
リビングストン【Lívingston】
グアテマラ東部、カリブ海に注ぐドゥルセ川の河口にある町。ドゥルセ川の上流、イサバル湖に至る水域が自然保護区に指定されている。住民の大半を、先住民とアフリカ起源の民族とが混血したガリフナが占める。
リフレクソロジー【reflexology】
足裏をマッサージして、血行をよくしたりストレスを和らげたりする療法。反射法。
リポ‐たんぱくしつ【リポ蛋白質】
《lipoprotein》脂質と結合した複合たんぱく質。生物体に広く存在し、生体膜を構成するものは不溶性。血液中のものは水溶性で、コレステロールなどの脂質の運搬を行い、分子密度から低比重リポたん...
リポたんぱくリパーゼけっそん‐しょう【リポ蛋白リパーゼ欠損症】
生まれつきリポたんぱく質を分解する酵素の遺伝子が欠損している遺伝病。脂肪を分解できないため血中の脂質が増え、動脈硬化・心筋梗塞などの危険性が高いとされる。