おう‐い・く【奥行く】
[動カ四]奥の方へ行く。さらに先の方に行く。「人目も知らず走られつるを、—・かむことこそ、いとすさまじけれ」〈枕・九九〉
おう‐こう【往航】
目的地に行くときの運航。往路の航海や飛行。⇔復航。
おうごんのかいだん【黄金の階段】
《原題、The Golden Stairs》バーン=ジョーンズの絵画。カンバスに油彩。楽器を手にした女性たちが、らせん階段を降りて行く場面を幻想的に描いた作品。ロンドン、テートギャラリー所蔵。
おうさか‐の‐せき【逢坂の関】
逢坂山にあった関所。三関の一。東海道・東山道の京都への入り口にあたる要所。蝉丸(せみまる)が住んだという蝉丸神社(関明神)がある。[歌枕]「これやこの行くも帰るも別れつつ知るも知らぬも—」〈後撰...
おう‐しゃ【往者】
1 行く人。⇔来者。「—の便利は来者の不便なり」〈福沢・文明論之概略〉 2 《「者」は漢文の助辞》過ぎ去ったこと。また、その時。既往(きおう)。⇔来者。
おお‐かみ【大神】
神を敬っていう語。おおみかみ。「水の上は地行くごとく舟の上は床に居るごと—の斎(いは)へる国そ」〈万・四二六四〉
おお‐まわり【大回り】
[名](スル) 1 大きな円弧を描いて回ること。また、道の曲がり角などを大きく外側にふくらんで回ること。⇔小回り。 2 遠くを通って目的地まで行くこと。遠回り。「道が不通になったので—して行く」...
おお‐ろか
[形動ナリ]おろそかにするさま。なおざり。いいかげん。「大夫(ますらを)の行くといふ道そ—に思ひて行くな大夫の伴(とも)」〈万・九七四〉
おき‐ふし【起(き)伏し/起き臥し】
[名](スル)起きたり寝たりすること。また、日常の生活。「一人では—もままならない」「同じ部屋に—する」 [副]寝てもさめても。いつも。「—息子の行く末を案じる」
お・く【置く】
[動カ五(四)] 1 人や物をある位置・場所にとどめる。 ㋐そこに位置させる。「要所に見張りを—・く」「手をひざに—・く」 ㋑ある状態にすえる。「目的を—・く」「重点を—・く」 ㋒心をそこにとど...