この‐さき【此の先】
1 ここから先の方。行くさき。前方。「—のかどを右に曲がる」 2 今から先。今後。「—どうなるのやら分からない」
このした‐がく・る【木の下隠る】
[動ラ四]木の下の陰に隠れる。「秋山の—・り行く水のわれこそまさめおもほすよりは」〈万・九二〉
[動ラ下二]
に同じ。「—・れ行く水の浅き心にまかせつつかき集めたるくち葉には」〈新勅撰・雑五〉
このは‐がく・る【木の葉隠る】
[動ラ四]木の葉の陰に隠れる。「奥山の—・りて行く水の音聞きしより常忘らえず」〈万・二七一一〉
こまり‐ぬ・く【困り抜く】
[動カ五(四)]徹底的に困る。困って手の施しようがない。「—・いて親類に相談に行く」
こもりず‐の【隠り処の】
[枕]隠れて見えない場所の意から、「下」にかかる。「—下よ延(は)へつつ行くは誰が夫(つま)」〈記・下・歌謡〉
此(こ)れや此(こ)の
かねて人から聞いたり思ったりしていたのはこれであるなあ。これがまあ例の。これこそあの。「—行くも帰るも別れつつしるもしらぬもあふさかの関」〈後撰・雑一〉
こん‐か【婚嫁】
1 嫁に行くこと。とつぐこと。えんづき。よめいり。「財産—のことまでも之を自由にせしめず」〈鉄腸・雪中梅〉 2 男女が共寝すること。「天皇と后と—し給へる時なり」〈盛衰記・一七〉
こん‐ど【今度】
1 何回か行われる事柄の中で、いま行われていること。また行われたばかりであること。このたび。今回。「—の話は気乗りがしない」「—という—は懲りた」 2 最も近い将来。この次。次回。「—の休みに山...
コース【course】
1 進んで行く道筋。進路。針路。水路。「台風の—が東にそれる」 2 運動競技で、定められた通路・進路。陸上競技の競走路、水泳の競泳路、ゴルフの競技路など。 3 野球で、投手の投球の通る道筋。「低...
ごく【獄】
[常用漢字] [音]ゴク(呉) [訓]ひとや 1 罪人を閉じこめておく所。ろうや。「獄舎・獄吏/監獄・下獄・出獄・脱獄・典獄・投獄・牢獄(ろうごく)」 2 裁判。訴訟。「疑獄・大獄」 3 罪人が...