みぎ・する【右する】
[動サ変][文]みぎ・す[サ変]右の方へ行く。「—・せんか左せんかためらう」
みこし‐じ【三越路】
越前・越中・越後の3国。また、この3国へ行く道。越路。「—の雪降る山を越えむ日は留まれる我をかけて偲(しの)はせ」〈万・一七八六〉 [補説]一説に、「み」は接頭語で「越路」の美称とも。
みず‐さき【水先】
1 水の流れて行く方向。 2 船の進行方向。 3 「水先案内」の略。
みずさき‐あんないにん【水先案内人】
1 ⇒水先人 2 (比喩的に)先導して行く先を示す人・役目。「改革開放の—」
水(みず)の流(なが)れと身(み)の行方(ゆくえ)
水の流れて行く先と、人の行く末とはどちらもはかり知ることができないということ。人生の定めがたいこと、前途がどうなるかわからないことのたとえ。水の流れと人の身。
みそな・う【見そなふ】
[動ハ四]「みそなわす」に同じ。「法(のり)の舟さして行く身ぞもろもろの神も仏も我を—・へ」〈新古今・釈教〉
み‐そら【御空】
空の美称。「—行く月の光にただ一目あひ見し人の夢にし見ゆる」〈万・七一〇〉
みた・す
[動サ四]「来る」「行く」の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。「火折尊(ほのさきのみこと)帰り—・して」〈神代紀・下〉
み‐ち【道/路/途/径】
《「御(み)路(ち)」の意》 1 人・車・船などが、往来するように整備された所。通路。道路。また、航路。「—を横切る」「—が混む」「船の通う—」 2 目的の場所に至る経路や、その途中。途上。「帰...
みち‐おしえ【道教/路導】
ハンミョウの別名。あたかも道を教えるかのように、人の行く道の前方へと飛んで降りるところからいう。《季 夏》