がち‐ぎょうじ【月行事/月行司】
1 中世から近世、毎月交替で町内または商工業の組合の事務を処理した当番。つきぎょうじ。 2 近世、遊郭で毎月交替する楼主の総代。「—から札取らねば、大門が出られませぬ」〈浄・冥途の飛脚〉
ぎょう‐じ【行司】
1 相撲で、力士を立ち合わせ、勝負を判定する役。また、その人。 2 「行事4」に同じ。 [補説]行司1の階級と軍配の房・菊綴じの色階級色立行司 木村庄之助総紫立行司 式守伊之助紫白三役格朱幕内格...
たて‐ぎょうじ【立行司】
大相撲で、最高位の行司。腰に短刀を帯びて土俵に上がる。現在は木村庄之助と式守伊之助。
つき‐ぎょうじ【月行事/月行司】
江戸時代、1か月交代で、町内や商人組合などの事務処理をした人。がちぎょうじ。
ねん‐ぎょうじ【年行事/年行司】
1年交代で務める世話人・代表者。