おぢや【小千谷】
新潟県中部の市。信濃川の谷口にあり、河岸(かし)町、三国街道の宿場町として発展。小千谷縮の産地。人口3.9万(2010)。
おとめ‐とうげ【乙女峠】
神奈川・静岡県境にある峠。標高1005メートル。箱根山の稜線(りょうせん)を越える場所で、金時山(標高1213メートル)と丸岳(標高1156メートル)の鞍部(あんぶ)にあたる。箱根越え最古の街道...
おばなざわ【尾花沢】
山形県北東部の市。羽州街道の宿駅として発展。南東部の船形山山麓に銀山温泉がある。多雪地帯。人口1.9万(2010)。
おもて‐かいどう【表街道】
1 正式の街道。本街道。⇔裏街道。 2 まともで正しい人生、また、人の目に立つ華やかな経歴のたとえ。⇔裏街道。
おやしらず【親不知】
新潟県糸魚川(いといがわ)市外波(となみ)から市振(いちぶり)までの海岸。断層海岸で、北陸街道は波打ち際を通り、難路であった。親子でも互いに気遣う暇がなかったところからの名という。親不知子不知(...
おやべ【小矢部】
富山県西部、小矢部川流域の市。中心の石動(いするぎ)は北陸街道の宿場町として発達。倶利伽羅(くりから)峠の古戦場がある。人口3.2万(2010)。
おやま【小山】
栃木県南部の市。中世は小山氏の城下町、江戸時代は日光街道の宿駅として発展。鉄道交通の要地。電機などの工業が盛ん。人口16.4万(2010)。
カイザースラウテルン【Kaiserslautern】
ドイツ西部、ラインラント‐プファルツ州の都市。名称は、12世紀にローマ皇帝フリードリヒ1世がラウター川付近に城を置いたことに由来する。13世紀に都市権を得て、続いてプファルツ選帝侯の領地となった...
かい‐どう【海道】
1 海上の、船が通る道。ふなじ。海路。航路。 2 海沿いに通じる道。海辺の道路。 3 特に、東海道をいう。「—一の大親分」 4 主要な道路。街道。「どうど踏んだる—も武勇の道も一筋に」〈浄・嫗山姥〉
かいどう‐すじ【海道筋】
1 海辺の道筋。 2 東海道など主要な道路の道筋。街道筋(かいどうすじ)。「—の旅籠屋(はたごや)、馬次(うまつぎ)、舟場(ふなば)を詮索(せんさく)し」〈浄・鑓の権三〉