フォボス【Phobos】
火星の第1衛星。1877年に発見された。名の由来はギリシャ神話の恐怖の神。軌道が低く公転速度が火星の自転速度より速いため、火星の西の空に1日に2回昇る。火星に引き寄せられつつあり、いずれは衝突す...
ふくごう‐かく【複合核】
核反応において、入射粒子と標的となる原子核が衝突して形成される、準安定的な励起状態にある原子核。この複合核が崩壊し、反応の終状態である原子核と粒子ができる。
ふくしま‐じけん【福島事件】
明治15年(1882)福島県の自由党員や農民が弾圧された事件。県会議長河野広中ら自由党員が、県令三島通庸(みしまみちつね)の県会無視の施政に反対して対抗。会津の農民が道路建設の夫役に反対して警官...
フルラップ‐しょうとつ【フルラップ衝突】
自動車の正面衝突で、車体前面の全部が他の車両や障害物に当たるもの。オフセット衝突に比べ、衝撃のすべてを車体が受け止めるため、居住空間が均等に圧縮されてひずみは少ない。
フレロビウム【flerovium】
超アクチノイド元素、超ウラン元素の一。1998年ロシアの研究チームがプルトニウムとカルシウムの原子を衝突させて生成した。ウンウンクアジウム(ununquadium、元素記号Uuq)の暫定名で呼ば...
フレーデフォート‐ドーム【Vredefort Dome】
南アフリカ共和国北東部、北西州と自由州にまたがる世界最大・最古の隕石衝突跡。ヨハネスブルクの南西約120キロメートルに位置する。直径は最大約190キロメートル。20億2300万年以上前に、直径1...
フロント‐エアバッグ【front air bag】
エアバッグの一。運転席や助手席の前面に備え付けられ、乗員を前面衝突から保護するもの。
ぶつか・る
[動ラ五(四)] 1 物に突き当たる。衝突する。「車が電柱に—・る」「肩と肩とが—・る」 2 たまたま行き当たる。出くわす。遭遇する。「道が川に—・る所」「初戦で優勝候補に—・る」「地下鉄のスト...
ぶつり‐エンジン【物理エンジン】
《physics engine》力学の諸法則にのっとって、物体の振る舞いのシミュレーションを行うソフトウエアやミドルウエア。重力・摩擦・空気抵抗を考慮し、物体の変形や衝突などを再現することができ...
ブラウン‐うんどう【ブラウン運動】
気体や液体中の微粒子の不規則な運動。周囲の熱運動をする分子の衝突が不均一なために起こる現象で、R=ブラウンが水中での花粉の運動から発見。のちアインシュタインとランジュバンにより理論化された。