てりは‐きょうげん【照葉狂言】
《「てには俄狂言」の音変化とも、照葉という女性が創始したからともいう》江戸末期から明治中期まで行われた寄席演芸。能や狂言に歌舞伎や俄(にわか)を交え、手踊り・俗謡などを取り入れたもの。女役者だけ...
手(て)を通(とお)・す
衣服を着る。「新しい服に—・す」
てん‐い【天衣】
天人・天女の着る衣服。あまのはごろも。→てんえ(天衣)
てんい‐むほう【天衣無縫】
[名・形動]《「霊怪録」による》 1 天人の衣服には縫い目のあとがないこと。転じて、詩や文章などに、技巧のあとが見えず自然であって、しかも完全無欠で美しいこと。また、そのさま。「—な(の)傑作」...
てん‐え【天衣】
《連声(れんじょう)で「てんね」とも》菩薩(ぼさつ)や天人などが肩から胸に垂らしている長い布。→てんい(天衣)
てん‐かす【天滓】
てんぷらを揚げるとき、衣が油に散ったもの。揚げ玉。
てんこうかいぶつ【天工開物】
中国、明代の科学技術書。3巻。宋応星著。1637年刊。農産物・衣服・火器・金属製品などの製造法を、挿絵入りの詳細な記述で体系的にまとめたもの。
てん‐し【天使】
1 天界にあり、神の使者として人間に神意を伝えたり、人間を守護したりすると信じられるもの。ユダヤ教・キリスト教・イスラム教などにみられる。エンゼル。 2 心の清らかな、やさしい人のたとえ。「白衣...
てん‐しゅん【転瞬】
またたきすること。また、またたきするほどの短い時間。「急雨盆を覆すが如く、—の間、衣裳尽く沾う」〈東海散士・佳人之奇遇〉
てんじく【天竺】
中国および日本で用いたインドの古称。「後漢書」西域伝に初見。
1 「天竺木綿」の略。 2 そら。天。「此の頃の御有様は、さりとも見たてまつりなば、—へも憧れじ」〈狭衣・一〉 3 接頭語的に...