ほう‐ふく【法服】
1 (ハフ‐) もと、法廷で、裁判官・検事・弁護士・裁判所書記が着用した制服。現在は、裁判官のみ着用が定められている。 2 (ホフ‐) 《「ほうぶく」とも》僧の法衣(ほうえ)。
ほか‐ほか
[副](スル) 1 心地よい暖かさを感じるさま。「少し歩くと背中が—(と)する」「—(と)した飯」 2 急に、または力強く事を行うさま。「—トモノヲ言ウ」〈日葡〉 3 不用意に事を行うさま。「...
ほけほけ・し【惚け惚けし】
[形シク] 1 ひどくぼけている。「今はいと—・しうなり給ひたる人ばかりを頼みにてや」〈狭衣・三〉 2 何かに心を奪われぼんやりしている。ぼうっとしている。「—・しうて、つくづくと伏し悩み給ふを...
ほころば‐か・す【綻ばかす】
[動サ四]「綻ばす」に同じ。「衣の頸(むね)を引き違へ引き違へし給ひければ、引き—・して」〈盛衰記・六〉
ほぜ・る【穿る】
[動ラ四]「ほじる1」に同じ。「田畑にむらがりては、麦を—・り、大根をつつき」〈鶉衣・鴉箴〉
ほそ‐がね【細金】
金銀の箔(はく)を細く切ったもの。仏画・仏像や衣服の模様などに用いる。
ほそ‐なが【細長】
[名・形動] 1 細くて長いこと。また、そのさま。「—な(の)眉(まゆ)」 2 貴族の女性の衣服。身幅が狭く、丈が長いもの。袿(うちき)に似ているが大領(おおくび)がない。多く若い女性が袿の上に...
ほそ‐ぬの【細布】
1 幅の狭い布。奥州の特産であった。「一生の願ひに—の赤ふんどし一筋ほしや」〈浮・織留・六〉 2 「細布衣(ごろも)」の略。「十七八は棹(さを)に干いた—」〈虎寛狂・節分〉
ほそぬの‐ごろも【細布衣】
細布1で作った衣服。「袖狭き—」〈謡・鉢木〉
ほたる【蛍】
甲虫目ホタル科の昆虫の総称。ゲンジボタル・ヘイケボタル・ヒメボタルなど。一般に体は楕円形で軟弱、全体に黒色で胸の部分が赤い。腹部に発光器をもち、暗い所では青白い光を放つことで知られるが、ほとん...