いい‐かな・う【言ひ叶ふ】
[動ハ下二]巧みに表現する。「このごろの歌は一節(ひとふし)をかしく—・へたりと見ゆるはあれど」〈徒然・一四〉
いい‐まわ・す【言(い)回す】
[動サ五(四)] 1 遠まわしに言う。「—・した表現で真意がつかみにくい」 2 うまく言い表す。巧みに表現する。「仮名といふもの書きまぜず、むべむべしく—・し侍るに」〈源・帚木〉 3 言いふらす...
い・う【言う/云う/謂う】
[動ワ五(ハ四)] 言葉を口に出す。心に思っていること、考え・判断などを相手に伝達するために、言葉に出したり、文章に表したりする。 1 口を通して言葉として出す。「やっと片言を—・うようになっ...
いみん‐がか【遺民画家】
中国で、滅んだ前王朝への忠節の心を表現する画家。宋末元初の銭選(せんせん)・鄭思肖(ていししょう)・龔開(きょうかい)、清初の八大山人・石濤(せきとう)などがその代表。
イントネーション【intonation】
言葉を話すとき、息の切れ目ごとに現れる上がり下がりの調子。疑問・断言などを表現する際の論理的音調と、発話者の感情の起伏などを表す感情的音調とがある。語調。
インフォグラフィックス【infographics】
情報やデータを直感的に把握できるよう、わかりやすく表現する技術。また、その図。文章で説明するのではなく、イラスト・グラフ・地図などを用いて視覚的に伝えることをさす。
いん‐ゆ【引喩】
比喩法の一。故事・ことわざや人の言葉をたとえに引用して、言いたいことを間接的に表現する方法。「四十にして惑(まど)わず、と論語でいう通り…」の類。引喩法。アリュージョン。
いん‐ゆ【隠喩】
比喩法の一。「…のようだ」「…のごとし」などの形を用いず、そのものの特徴を直接他のもので表現する方法。「花のかんばせ」「金は力なり」の類。暗喩。隠喩法。メタファー。
うしなわれた‐じゅうねん【失われた十年】
特定の国や地域の経済が10年程度の長期にわたって停滞した、その期間。特に日本では、バブル経済が崩壊した平成4年(1992)前後から平成14年(2002)前後までをさす。日本はその後の景気回復も顕...
うたい‐あ・げる【歌い上げる/謳い上げる】
[動ガ下一][文]うたひあ・ぐ[ガ下二] 1 詩や歌・文章などにじょうずに表現する。「ヒューマニズムを—・げた作品」 2 盛んに述べたてる。「効能を—・げる」 3 最後まで歌う。「愛の歌を朗々と...