まする
丁寧の助動詞「ます」の古い終止・連体形。「振り返ってみまするに、数々の山を乗り越えてまいりました」「其奴(そやつ)を逃しまするなと声かけられておどろく藤兵衛」〈人・梅児誉美・四〉 [補説]現代語...
まず【先ず】
[副] 1 はじめに。最初に。「—下ごしらえをして、その後料理する」 2 とりあえず。ともかく。何はともあれ。「これで—一安心だ」「—一休みしよう」 3 ある程度の確信をもって判断や見通しを述べ...
ませ◦ん
[連語] 《丁寧の助動詞「ます」の未然形+打消しの助動詞「ぬ(ん)」》丁寧な打消しの表現。「雨はまだ降っており—◦ん」 [補説]現代語では、「ませんでした」が「ません」の過去の意を表すが、近世...
ません‐でし◦た
[連語]《「ません」+丁寧の助動詞「です」の連用形+過去の助動詞「た」》丁寧な打消しの意を表す「ません」の過去表現。「昨夜は一睡もし—◦た」
マチエール【(フランス)matière】
1 材料。素材。材質。 2 美術で、絵画の絵肌、彫刻の質感など、作品における材質的効果。また、表現されたもの固有の材質感。
マック‐ディー【MACD】
《moving average convergence divergence》株式や為替の相場をテクニカル分析するためのチャートの一。長期・短期の移動平均の差を波動として表現したグラフを用いる。...
まつばめ‐もの【松羽目物】
歌舞伎舞踊の一系統で、能・狂言の表現様式を模したもの。舞台の背景に松羽目を用いるのでいう。「勧進帳」「身替座禅」など。
まつり‐ぬい【纏り縫い】
1 「纏り絎(ぐけ)」に同じ。 2 (「纏り繍い」とも書く)日本刺繍(ししゅう)で、表現する線の太さを表すための、返し縫いなどの針の刺し方。
マニエラ‐モデルナ【(イタリア)maniera moderna】
《「新しい様式」「新時代様式」の意》15世紀後期から16世紀にかけて、フィレンツェで形成された芸術様式。ダビンチ、ラファエロ、ミケランジェロの影響を受け、優美で卓越した表現を目指した。同時代のイ...
マニエール【(フランス)manière】
方法。流儀。特に、文学・美術などで、作者固有の表現方法。