くす‐ね【薬練/薬煉】
《「くすねり」の略》松脂(まつやに)を油で煮て練りまぜたもの。粘着力が強いので、弓の弦などに塗って補強するのに用いる。「さらば—に練って練りとめておきまらせう」〈虎明狂・松脂〉
けしょう‐かなぐ【化粧金具】
建築物や家具などに、装飾や補強のために取り付ける金具。けしょうがね。
ケレン
《(ドイツ)Kernstützeから》鋳造に際し、鋳型の中子(なかご)を支える副え木を補強する金具。
こくさい‐じんけんきやく【国際人権規約】
基本的人権を国際的に保護するための条約。1966年の国連総会で採択。世界人権宣言を補強するもので、締結国に対して法的拘束力をもつ。社会権規約(経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約)、自由...
こみ‐ざん【繁桟/込み桟】
戸や板などを補強するために、その片側に桟をたくさん打ちつけること。また、そのもの。「心細けき—の、門の枢戸(くぐりど)押し開くる」〈読・八犬伝・四〉
ご‐がん【護岸】
水害を防ぐため、河岸・海岸を堤防などで保護・補強すること。また、その施設。
さぎょう‐ぐつ【作業靴】
作業用の靴。滑り止めや防水加工など、作業の内容に合わせて必要な機能が施されている。 [補説]つま先の部分に金属板を入れて補強したものは、安全靴ともいう。
ささ‐べり【笹縁】
《「ささへり」とも》衣服の縁、袋物やござなどのへりを、補強や装飾の目的で、布や扁平な組紐で細くふちどったもの。
さし‐つぎ【刺(し)継ぎ】
布地の弱った部分を同質・同色の糸で、こまかに刺して補強すること。
しば‐むね【芝棟】
花や芝を植えてある、かやぶき屋根の棟。植物の根で棟を補強する。