ひとり‐が【灯蛾/火取蛾】
鱗翅(りんし)目ヒトリガ科の昆虫。翅(はね)の開張6センチくらい。前翅は黒茶褐色の地に白いすじ模様があり、後ろ翅は赤い地に黒色の円紋が点在する。夏に出現し、夜行性でよく灯火に飛来。幼虫は赤褐色の...
ひどり‐がも【緋鳥鴨】
カモ科の鳥。全長48センチくらい。雄は頭部が赤茶色で額が黄白色、胸がぶどう色、背と側面が灰色。雌は全体に褐色。ユーラシア北部で繁殖。日本では冬鳥で、港湾・湖沼でみられ、雄はピューと笛のような声で...
ひ‐の‐き【檜/檜木】
ヒノキ科の常緑高木。山地に自生するが、多くは植林。高さ30〜40メートル。樹皮は赤褐色で縦に裂け、小枝に鱗片(りんぺん)状の葉が密に対生する。4月ごろ、雄花と雌花とがつき、球形の実を結ぶ。材は淡...
ひ‐ばかり【日計/熇尾蛇/竹根蛇】
ナミヘビ科の爬虫類。森林の水辺などにすみ、全長約50センチで、暗褐色。かまれると1日のうちに死ぬというところからこの名があるが、実際は無毒。本州・四国・九州に分布する。
ひばり【雲雀/告天子】
スズメ目ヒバリ科の鳥。全長17センチくらい。体は褐色の地に黒い斑があり、頭に短い冠羽をもつ。日本では留鳥・漂鳥として河原・畑などにすみ、春になると空高く舞い上がりながら、ピーチュク、チルルなど長...
ひばり‐がい【雲雀貝】
イガイ科の二枚貝。潮間帯の岩礁に足糸(そくし)で付着する。貝殻はイガイに似て薄く、殻長4センチくらい。殻表は赤紫褐色で、黄褐色の毛状の殻皮をかぶる。本州以南に分布。食用。
ヒマラヤ‐すぎ【ヒマラヤ杉】
マツ科の常緑高木。幹は直立し、枝は横に広がり、樹形は円錐形をなす。樹皮は灰褐色で、割れてはげる。葉は針状。秋に雄花と雌花とをつけ、翌年秋に長卵形の実を結ぶ。ヒマラヤの原産で、日本には明治初期に渡...
ひ‐まわり【向日葵/日回り】
1 キク科の一年草。高さ約2メートル。茎は太くて直立し、長い柄をもつ大きな心臓形の葉が互生する。夏、周囲が鮮黄色、中央が褐色の大きな頭状花を横向きに開く。花は太陽の方を向き、その動きにつれて回る...
ひめ‐くいな【姫水鶏】
クイナ科の鳥。全長約20センチ。上面は茶褐色、顔から胸にかけ青灰色。日本では主に夏鳥で、水田や沼で見られる。
ひめ‐はるぜみ【姫春蝉】
セミ科の昆虫。体は細身で、体長3センチくらい。体は緑褐色で黒い斑紋があり、翅(はね)は透明。