敵(てき)は本能寺(ほんのうじ)にあり
《天正10年(1582)明智光秀(あけちみつひで)が備中の毛利勢を攻めると見せかけて出陣し、京都本能寺の織田信長を襲ったところから》本当の目的・目標は別にあるということ。
てきほん‐しゅぎ【敵本主義】
《「敵本」は「敵は本能寺にあり」の意》目的が他にあるように見せかけて、途中から急に本来の目的に向かうやり方。→敵は本能寺にあり
トス‐フェイント【toss feint】
バレーボールで、トスするように見せかけて、相手陣営の選手のいないところにコントロールよく緩いボールを落とす戦法。
トリック‐プレー【trick play】
野球で、隠し球や見せかけの牽制(けんせい)などで走者をだますプレー。
トロイ‐の‐もくば【トロイの木馬】
《トロイア戦争で、ギリシャ軍がトロイア軍を攻略するため、兵を巨大な木馬にひそませて侵入したという故事から》 1 正体を偽って潜入し、破壊工作を行う者のたとえ。 2 有益なソフトウエアに見せかけて...
にせ【偽/贋】
《動詞「に(似)せる」の連用形から》本物に似せて作ること。本物のように見せかけること。また、そのもの。「—の手紙」「—ダイヤ」
にせ‐もの【偽者/贋者】
本人に見せかけた別人。
猫(ねこ)を被(かぶ)・る
うわべをおとなしく見せかける。「入社当時は—・ってしとやかそうだった」
はくまい‐じょう【白米城】
落城伝説で、山上の城が敵に囲まれて水を断たれるが、白米を水に見せかけ、馬に浴びせたり馬の脚を洗ったりして、水に困っていないことをよそおう話。伊達政宗が攻めた仙台の高森山の城をはじめとして、全国各...
ぱくり‐ツイート
俗に、X(エックス)(旧ツイッター)で、他人の投稿(ツイート)を盗用すること。他人が投稿した文章や画像を、自分のもののように見せかけて再投稿すること。また、その投稿。ぱくツイ。