かん‐けん【管見】
《細い管(くだ)を通して見る意》 1 狭い見識。視野の狭い考え方。「—にとらわれる」 2 自分の知識・見解・意見をへりくだっていう語。
かん‐げき【観劇】
[名](スル)演劇を見ること。「団体で—する」「—会」
かん‐さつ【観察】
[名](スル) 1 物事の状態や変化を客観的に注意深く見ること。「動物の生態を—する」「—力」 2 《「かんざつ」とも》仏語。智慧によって対象を正しく見極めること。
かん‐し【環視】
[名](スル)大勢が周りを取り囲んで見ること。「衆人—の中」「家内じゅうのものが寄り集まってこの大きな奇蹟を—した」〈寅彦・子猫〉
かん‐し【看視】
[名](スル)気をつけて見ること。「葉子は自分の眼で二人を—して」〈有島・或る女〉
かん‐しょう【観象】
1 気象を観測すること。 2 易の占(うら)を見ること。
かん‐じざい【観自在】
仏語。すべての事物を自由自在に見ることができること。 《「観自在菩薩」の略》観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)。
かん‐せい【完成】
[名](スル)完全に出来上がること。すっかり仕上げること。「—を見る」「ビルが—する」「大作を—する」
かん‐そう【観相】
1 容貌(ようぼう)・骨格などから、その人の性質・運命などを判断すること。人相を見ること。 2 連句の付け方の八体の一。世相・人生の悲喜哀楽を観じた付け方。→七名八体(しちみょうはったい)
かん‐ちょう【観潮】
潮の干満による海水の動きを見ること。特に鳴門海峡の渦潮(うずしお)を眺めること。《季 春》