けん‐ぶつ【見仏】
仏語。仏の姿や光、あるいは浄土のさまを目のあたりに見ること。
けん‐ぶつ【見物】
[名](スル) 1 催し物や名所旧跡などを見て楽しむこと。「芝居を—する」「高みの—」 2 見物人。「—が多い」 3 見る価値のあるおもしろいもの。みもの。
けん‐もん‐かく‐ち【見聞覚知】
仏語。六識の働き。見ること(眼識)・聞くこと(耳識)・覚(さと)ること(鼻識・舌識・身識)・知ること(意識)。
けん‐らん【賢覧】
相手が見ることを敬っていう語。高覧。「内容見本を—に呈します」
けん‐りょう【見料】
1 何かを見るための料金。芝居見物をするときなどに払う料金。見物料。 2 人相・手相などを見てもらったときに払う料金。
げい‐うら【芸裏】
《花道での役者の芸を背後から見るところから》歌舞伎で、舞台に向かって花道の左側の観客席。⇔芸表(げいおもて)。
げき‐し【隙駟】
《4頭立ての馬車が走るのを壁のすきまから見ると、あっというまに通り過ぎる意から》月日の過ぎ去ることが早いこと。隙駒(げきく)。
げ‐さ
[接尾]形容詞・形容動詞などの語幹に付いて名詞をつくり、いかにも…らしいさま、見るからに…そうなようす、などの意を表す。「あさましううつくし—添ひ給へり」〈源・桐壺〉
げ‐しょう【下姓】
素姓の卑しいもの。生まれた身分・家柄の低いこと。「優婆塞(うばそく)を見るに、—の人にこそあるめれ」〈今昔・四・一五〉
げすげす・し【下種下種し】
[形シク]ひどく下品である。見るからに卑しい。「いとむくつけく—・しき女とおぼして」〈源・東屋〉