目(め)眩(く)・る
1 目まいがする。目がくらむ。「見るに、—・るる心ぞする」〈かげろふ・上〉 2 分別に迷う。「欲に—・れ、訴人せしを」〈浄・烏帽子折〉
め‐こぼし【目溢し】
[名](スル) 1 とがめるはずのことを、わざと見逃すこと。大目に見ること。「不正を—するわけにはいかない」「お—を願い出る」 2 「目溢(こぼ)れ」に同じ。
め‐ざ・す【目差す/目指す】
[動サ五(四)] 1 到達・達成の目標とする。「頂上を—・して進む」「年内完成を—・す」 2 目当てとして見る。「—・すとも知らぬ闇ではあり」〈平家・六〉 [可能]めざせる
め‐ざわり【目障り】
[名・形動] 1 物を見るのにじゃまになること。また、そのものや、そのさま。「—な建物」 2 見て不快であること。また、そのものや、そのさま。「いちいち—なやつだ」
め・す【見す/看す】
[動サ四]《動詞「み(見)る」に上代の尊敬の助動詞「す」が付いて音変化したもの》 1 「見る」の尊敬語。ごらんになる。「ものごとに栄ゆる時と—・し給ひ明らめ給ひ」〈万・四三六〇〉 2 「統治する...
め‐だか【目高】
[名・形動] 1 ダツ目メダカ科の淡水魚。平野部の小川や池沼、水田にすみ、群泳する。全長3、4センチ。体は細長くて側扁し、目が大きく、しりびれは雄のほうが雌より大きい。体色は淡暗褐色で、背を黒褐...
め‐つき【目付き】
物を見るときの目のようす。「—が悪い」「鋭い—で見る」
め‐つま【目褄】
人の見る目。人目。
め‐づかい【目遣い】
1 物を見るときの目の動かし方。「気遣わしげな—をする」 2 目で合図をすること。目くばせ。「—で知らせる」
め‐どおし【目通し】
目を通すこと。初めから終わりまで、ひととおり見ること。