かき‐と・める【書(き)留める】
[動マ下一][文]かきと・む[マ下二]心覚えのために書きしるしておく。「注意事項を—・める」
かき‐まぎ・る【掻き紛る】
[動ラ下二]紛れて人目につかない。平凡である。「世の常の覚えに—・れたれば」〈源・薄雲〉
かく‐ご【覚悟】
[名](スル) 1 危険なこと、不利なこと、困難なことを予想して、それを受けとめる心構えをすること。「苦労は—のうえだ」「断られるのは—している」 2 仏語。迷いを脱し、真理を悟ること。 3 き...
かしこ【畏/恐/賢】
《形容詞「かしこい」の語幹から》 1 女性が手紙の終わりに添えるあいさつの語。かしく。男性の用いる「恐惶(きょうこう)謹言」などにあたる語。「あらあら—」 2 恐れ多いこと。もったいないこと。多...
かしこ・い【賢い/畏い/恐い】
[形][文]かしこ・し[ク] 1 (賢い)頭の働きが鋭く、知能にすぐれている。利口だ。賢明だ。「—・くて聞き分けのいい子供」 2 (賢い)抜け目がない。要領がいい。「あまり—・いやり方とはいえな...
かず‐とり【数取り】
[名](スル) 1 数をかぞえること。「土用うしの日は百(そく)近い—するそうだ」〈真山・南小泉村〉 2 数をかぞえるとき、その心覚えにするためのもの。串(くし)や木の枝など。「有蘇(ありそ)の...
かたわら‐いた・し【傍ら痛し】
[形ク] 1 第三者の立場から見ていて、心が痛む。はらはらする。気の毒だ。「この頃の御気色(けしき)を見奉る上人(うへびと)、女房などは、—・しと聞きけり」〈源・桐壺〉 2 第三者の立場から見て...
かつ【渇】
のどがかわくこと。かわき。「—を覚える」「胸の—を癒(いや)す」
かよい‐ちょう【通い帳】
1 掛け買いの月日・品名・数量・金額などを記入して、金銭を支払うときの覚えとする帳簿。 2 預金の出し入れを記入する帳簿。通帳。
からだ【体/躰/躯/身体】
1 ㋐動物の頭・胴・手足などのすべてをまとめていう語。五体。しんたい。「—を横たえる」 ㋑頭・手足を除いた、胴。「—を反らす」「—の線が崩れる」 ㋒体格。骨格。からだつき。「がっしりした—」 2...