も【喪】
1 人の死後、その近親の者が、一定の期間、外出や社交的な行動を避けて身を慎むこと。親疎により日数に長短がある。「—に服する」「—が明ける」 2 わざわい。凶事。災難。「平らけく安くもあらむを事も...
孟母(もうぼ)三遷(さんせん)の教(おし)え
《「古烈女伝」母儀・鄒孟軻母から》孟子の母は、はじめ墓場のそばに住んでいたが、孟子が葬式のまねばかりしているので、市場近くに転居した。ところが今度は孟子が商人の駆け引きをまねるので、学校のそばに...
もと【下/許】
《「本(もと)」と同語源》 1 物の下の部分。また、そのあたり。した。「旗の—に集まる」「桜の—に花見の宴を設ける」 2 その人のところ。そば。「親の—を離れる」 3 その規則や支配力の及ぶとこ...
もどし‐こうざつ【戻し交雑】
交配によって生じた雑種第一代の個体と、その両親のいずれかとを交配すること。育種や遺伝子型の検定に利用。戻し交配。
やく‐ご【厄子】
両親のいずれかが厄年に当たるときに生まれた子。育ちにくいとされ、厄落としのために捨てて拾いなおすなどの風習がある。
やく‐め【役目】
役として成しとげなければならない仕事。役としての務め。「いやな—を負わされる」→御役目(おやくめ) [用法]役目・役割——「子供が独立して親の役目(役割)も終わった」「秘書としての役目(役割)を...
やしゃる
[助動]《「さしゃる」の音変化とも》語幹と活用語尾との区別のない動詞の未然形に付く。尊敬の意を表す。…なさる。「若(も)し二親の手前を遠慮して居やしゃるまいものでもない」〈浄・忠臣蔵〉 [補説]...
やっ‐かい【厄介】
[名・形動] 1 めんどうなこと。扱いに手数がかかり、わずらわしいこと。また、そのさま。「—なことに巻き込まれる」 2 めんどうをみること。また、世話になること。「親の—になる」 3 他家に寄食...
やぶ‐いり【藪入り】
[名](スル)《草深い田舎に帰る意から》正月と盆の16日前後に奉公人が主人から休暇をもらって、親もとなどに帰ること。また、その時期。特に正月のものをいい、盆のものは「後(のち)の藪入り」ともいう...
矢(や)も盾(たて)もたまら◦ない
思い詰めて、こらえることができない。気がせいて、じっとしていられない。「母親の病状が心配で—◦ない」